言葉のエネルギー、結晶が語る?「水からの伝言」って知っていますか?
「水からの伝言」という1999年に発行された水の結晶写真集を知っていますか?
雪の結晶ではなく、水の結晶(?)と不思議に思いませんか?
水に向かって言葉の文字を見せたり音楽を聞かせ、氷結させ、その過程で見られた結晶を撮影した写真集です。
発行されるまでの道のりは長く誰も取り合ってくれず自費出版だったそうですが、45か国語に翻訳、世界75か国で出版されました。素晴らしいとの絶賛を受け小学校の道徳の授業にも使われる一方、科学的に証明されていない疑似科学との批判もあり、さまざまな反響を呼んだそうです。
「水からの伝言」との出会い
私とこの本の出会いは、発達障害で学校での適応が難しい息子がきっかけです。
呼び出し、迎え、学校待機が続いていたある日、図書室で待っていた時のことです。担任でもなく接点のあまりない先生が「水からの伝言」を差し出し貸してくださいました。2015年のことです。
水の結晶?と不思議に思いましたが、幼少期から雪の結晶に興味のあった私はその美しさだけではなく、内容に感動を覚え、著者である江本勝氏の込められたメッセージに心打たれました。江本勝氏にお会いしたいと思いましたが2014年に亡くなったばかりであることが分かり大変ショックでした。
子供は褒めて育てよ、植物に話しかけると生き生きするなど言われるように、水に限らず言葉のエネルギーが作用しているのは日頃誰もが感じていることです。
江本先生の試みはそれを可視化してメッセージを伝えただけなのですが、こんなにも物議を醸しだすことに私は驚き、物事には常に正反対の見方が存在することを改めて認識しました。
息子は小学校を4校も変わりいじめ等言葉の暴力にもさらされていたので、タイムリーなメッセージがなおさら私に響いたのだと思います。
「水からの伝言」のメッセージ
「水からの伝言」の結晶写真には次のようなものがあります。
・世界各地の「ありがとう」と「ばかやろう」
・愛・感謝・平和・自由・喜びその他いろいろな言葉
・世界の宗教と祈りの言葉
・モーツァル、ベートーベンなどの音楽を聞かせる
・祈りを捧げる前と祈った後の結晶の変化
・電磁波の影響
・自然の湧水と水道水
など
たくさんの実験写真から江本先生は次のことを導き出しました。
①無色透明の物質「水」にはそれぞれの顔がある。
➁水は情報を記憶し伝える。
水は一見味も似ていて明確な違いが分かりませんが、氷結させて撮影することで結晶による違いが明らかにされました。しかも身体によい影響を及ぼすものは美しい六角形を形成し、そうでないものは形作られないのです。
同様によい情報は美しい結晶を作り、悪い情報は結晶を作らない、すなわち情報を記憶しそれを伝えるのです。
「水は万物の源である。万物は水から誕生し、水に帰する。その水の構造を、私たちは自分の意志によって自由に変更することができるし、終焉させることもできる。」
このような結論に至った江本先生は、水の考察と研究を通して水に親しみ理解を深めることで、人間の意識、教育のレベルを上げ、愛と感謝の波動の中で一人一人が喜びに満ちた人生を創造することを願っておられたことと思います。
まだご覧になっていない方はぜひご一読を!
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