潜在意識、集合的無意識の領域とは?
目次
集合的無意識とは?
潜在意識のうち、個人的無意識の浅い領域よりさらに深いところに集合的無意識という領域があります。
これを提唱したのはユングで、ある精神分裂症の患者さんとの関わりの中で、個人を超えて他の人間とも共通した普遍性を持つ領域があり、それが層を成していると考えたわけです。
例えば、誰からも教わっていない記憶みたいなものを生まれながらに持っているとか。
私の息子も幼少期のトラウマとは思えないようなネガティブ感情や表現に独特なところがあって、これはどこから来るのかといつも考えさせられました。
世界各地の神話や宗教、夢の示すものに共通点がみられるのも、この集合的無意識があることを表しています。
普遍的無意識つまり集合的無意識は、時間、空間を超えてまた人間にとどまらず動物、植物、鉱物あらゆる自然界と繋がる意識で、より深いところでは宇宙の根源と繋がる高次の意識といえます。
KTS-PRO波動測定器でわかる集合的無意識の影響
波動測定では個人をエネルギー体と捉え、波動の乱れを測定します。
身体部位、脳、中枢神経、血液、毒素、ウィルス、感情波動などを測定し、その波動の乱れの原因を家系の波動、父方母方それぞれの家系の集合意識、さらには日本人の集合意識などもみていきます。
以前師匠吉野内聖一郎氏が沖縄でセミナーを開催されたことがあります。
その時の沖縄の方々の測定では戦争恐怖トラウマなどのマイナス感情がほぼすべての人に共通して見られたそうです。
その後師匠は沖縄ヒーリングを呼びかけた賛同者を得て行ったところ、3か月後に共通して見られたマイナス感情が消えたとのことです。その上、ヒーリングを行った参加者の方のカルマも解消されていったという報告もあったそうです。
集合的無意識は個々に影響するのではなく根本的なところで繋がっているので、波動の共振共鳴で広がっていくのだと思います。
さらには日本列島ヒーリング、惑星地球と地球人覚醒ヒーリングを提唱し進められています。
波動測定を通してのグループ以外にも、集団で瞑想したり、共に祈ったりすることで、地球全体の平和を願う活動は様々なところで行われています。
そういったことの相乗効果が少しづつ現れ、変化の時を迎えているように感じます。
スピリチュアル的集合意識のとらえ方
さらに深い高次の領域をスピリチュアル的に言うなら、集合意識とはあらゆる個の意識が繋がり合った自他の境界線がない状態でしょうか。
よく〝ワンネス〟と言われたりします。
3次元の「分離」の世界ではなく、高次の「統合」の領域であり、「愛」によって繋がる共同性の領域です。
大きな集合意識体の中の一員であるという感覚を持ちつつ、自他ともに尊重しあい、双方の良さをお互いに引き出す可能性を常に持ちながら、ポジティブな循環が生まれる。
個人的無意識の領域をクリアし集合的無意識で繋がり深まっていくと、こんな素敵な循環が起こり始める。
これを目指して私たちは進化、成長しているのでしょう。
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